男性物の兵児帯を
湯のししてもらいました。
湯のしとは、
反物に蒸気を当てながら
生地の巾を整えること。
新しい反物を仕立てる前や、
縮緬系のきものの洗い張りで、
伸び縮みした幅を揃えるために行います。
今回は兵児帯から洋服を作るため
ぎゅーっと絞られたシボを伸ばして、
帯の幅を約36cm→約60cmに。
クリーニング屋さん曰く、
「本当はまだまだいけるけど、
この辺で止めときました」と。
絞り染めにしても、
着物クリーニングにしても、
職人さんの技術にはただ感服するばかり。
これで湯のし前のビフォー写真があれば
完璧だったのに…