ネクタイ・ターバン

100本以上あったという

亡き夫君のネクタイで

ヘアターバンを作りたい

と、訪ねて見えたのは

もうすぐ卒寿の大先輩。

 

「お洒落大好き。

 残りの人生をこの道で

 楽しんでいきたいと

 思っておりますので、

 どうぞよろしくお願いします」

 

なんて言われて、

断れる訳ないじゃないですか。

 

「色の組み合わせのセンスには

 少々自信がございます」

 

組み合せを選ぶ目には

もはや恐れるものはない。

若輩者ですが、

精進させて頂きます。(最敬礼)