アートが共有する世界

障がい者アート

子供の頃よく考えていた事がある。

何かの映画みたいに

他人と体が入れ替わったら、

そこから運命的な恋が……


なんて事はもちろん思わず、

他人の目を通して見る世界は

自分が見ていた世界と同じかしら。と。


私が紫と呼んでいたものが

青に見えたりするんじゃないか。と。

障がい者アート

結局 どうやっても人の感覚は

確かめられないし、

はて、この人は同じ物が見えてる?

なんて事をいちいち考えてたら

日常生活が成り立たないので、

同じ物を共有している前提で

過ごすしかない。

 

でも、同じであることを

確かめられないのだから、

全く違う物を見えいても

それを否定することはできない。

障がい者アート, プリントテキスタイル

自分とは違うかもしれない

他人の感覚の末端に

触れさせてくれるのが

アートやクラフトなんだと思う。

この絵もそんな誰かが

見て、描いた世界の一部。


この絵をプリントしたテキスタイルで

仕立てた洋服も展示されます。

ぜひ 近くで見て、感じてください。

 

『ツナグ vol.7』 (入場無料)

■10月31日(日) 10:00〜18:00

■JRおおいたシティタイムズスクエア